今年は寒波で大雪に見舞われた地域が多かったですね!僕の住む長野県はもちろん、東京など関東平野部でも数十センチの雪が積もりました。

そんな寒さの続く中でも大雪が降ってもうちの猫は例年通り平常運転。体より高いところまで雪が積もっていても外に遊びに行き、5分すると帰ってきてあとはこたつから出てきません。こたつを自分の城のように思っている節があり、僕がこたつに足を入れて猫に当たってしまうと即座に噛まれます。

でもなぜ猫はこたつが大好きなのでしょうか?それはこたつが猫の特性にピッタリとマッチする安心して過ごせる空間だからなんですね。

こたつから出た猫

猫は寒ければ暖かい場所を探し、反対に暑ければ涼しい場所を探します。夏なら木陰、冬なら日向などですね。猫の体表は大部分が被毛に覆われているため熱に対して鈍感なのですが、その分鼻が優れた温度感知能力を有しているといわれ、その精度は1度以下の温度の違いを感知できると言われています。つまり、私たち人間はお風呂に手を入れるまで39度と40度の違いが理解できませんが、猫はそこに近づくだけでそれが判断できてしまうのです。だからこそ、こたつの電源が入っているとそれを敏感に察知し潜り込んでいくんですね。

こたつに入る猫

そして、こたつは猫が本能的に安心できる狭くて暗く隠れるに適した場所という条件を満たしています。これは猫がダンボールや紙袋など狭い場所に入るのと同じ理由ですね。このブログでも至る所に「ハマった」猫たちを紹介しました。

つまり、こたつは猫たちにとって寒い外気温から逃げることができ、狭くて暗く敵に襲われる危険性が少ない安心して過ごせる最高の場所なんですね!

ちなみに注意としては、水分をとれずに長時間こたつに入っていると脱水症状を引き起こす危険性があるそうですので、常に飲水があるかどうかには注意を払っておきましょう。

kei

この記事を書いている人: KEI
外部ライターのKEIです。飼っている猫はタマ(♀ 15歳)。世界中で撮影した猫の写真や、話題になった猫関連のトピックスなどを紹介していきます。

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猫がこたつを愛する理由