ドライフードと猫缶

スーパーやホームセンターのキャットフードコーナーにはたくさんの商品が並べられていますよね。カリカリや、猫缶、ささみのジャーキーやマグロのペーストなどなど。さらには、ドライフードでも年齢によって、成猫用や高齢猫用など細かく分かれています。種類がありすぎて何を選べばいいか迷ってしまいますね。

そこで今回は、キャットフードの選び方、絶対に知るべき基本を説明したいと思います。

キャットフードは以下の3種類に大別されます。

  • 総合栄養食
  • 一般食 or 副食
  • おやつ

総合栄養食と一般食

🔸 総合栄養食

猫に必要な栄養が過不足なく含まれているエサです。基本的に全てのドライフードはこのタイプです。各種試験が義務付けられており、「総合栄養食」と表示するための基準がしっかりと定められています。総合栄養食と水さえあれば基本的には猫の成長に必要な栄養がバランス良くとれますので、毎日のエサは、この総合栄養食と記載されているものにしましょう。

🔸 一般食 or 副食

猫に必要な栄養が一定基準以上含まれているエサです。総合栄養食を主食とするのに対して、こちらは副食と呼ばれますので、総合栄養食と合わせて与えることが基本となります。注意点としては、猫缶には総合栄養食と一般食のものがありますので、しっかりと裏面の表示を見て、目的に合わせて購入するようにしましょう。

🔸 おやつ

おやつは文字通りおやつですので、猫がどんなに好んで食べてくれてもこれを主食にしてはいけません。スナック菓子でお腹いっぱいになっても栄養が偏ってしまいますね。ご褒美やコミュニケーション目的で与えるのがよいでしょう。

ちなみに、地域や、その店舗の客層にもよりますが、店舗に並べられているキャットフードの種類はドックフードの3倍以上と言われています。

なぜだかわかりますか?

それは猫は好き嫌いが多く、飼い主が様々な商品を試して、猫が喜んで食べるものを買っていくからです。うちの猫も奮発して買ってきた高級猫缶には興味を示さず、いつものカリカリ一筋だったりと、飼い主としては苦労させられますよね。なので、個人的には基本さえ、理解していれば、あとは猫が好きな…というより、猫が食べてくれるエサを選んだらよいと思います。

以上、猫のエサの選び方、絶対に知るべき超基本でした。

kei

この記事を書いている人: KEI
外部ライターのKEIです。飼っている猫はタマ(♀ 15歳)。世界中で撮影した猫の写真や、話題になった猫関連のトピックスなどを紹介していきます。

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